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Channel: 肉まみれ ~いつも心にキン肉マン~
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キン肉マニア2009レポート② ~準決勝第1試合~

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「キン肉マンの日」イベントの最高峰と私が勝手に決めつけている『キン肉マニア2009』に関する連続更新。

今日の記事は、キン肉マニア2009レポート① ~開会式~の続きです。

 

 

 

 

 

 実はこの試合、過去に当肉ブログでスクリューキッド&ケンダマンよりも強いプロレスラー・大森隆男さんという記事内にレポをしちゃってました。

ですが今一度、開会式からの流れもあるので、綴ってまいりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗闇の会場…。その静寂を打ち破る形で響き渡るクラシックギターの音色。

冒頭の声優さん(佐藤正治氏)のセリフのない、スペインの風景が脳裏に広がる演奏だけの「悪魔の猛牛」レアヴァ―ジョンが流れてきます。

ほどなくして宮内タカユキ氏による「デビル デビル バッファロー」の歌いだしと同時に、花道のゲートから姿を見せるバッファローマン。

その後にしれっと姿を現すモンゴルマン。

さらにパンプアップされた肉体を誇示するかのように、右腕をぶん回しながら登場する大森さん。

 

 

この3人が同じリングに立っている事だけである種の感動はありますが、それ以上に私の頭の中で情報の処理が追いつかず(笑)

リング上を占拠した2000万パワーズwith大森さん。

 

 

そしてそこから華やかで明るい曲調が!

全く違う雰囲気で会場を包み込みます。

 

これまた冒頭の故・郷里大輔さんによるセリフどころか、荒川務氏の歌声すら入ってない完全インストの「虹色の騎士」レアヴァージョン。

こんな音源があったとは!!!

プヲタとしては、肉のキャラソンのインストが存在するなら、是非音源化して頂きたいものです。

なにせレスラーの入場テーマ曲のほとんどはインストであります。肉のキャラソンを聞ける環境になったとて、いつも頭の中にチラついてるのは「一度でいいからインストヴァージョンで花道を歩いてくる超人を拝みたい」という欲求。

肉マニアでプヲタ、という私の様な方々なら一度はこの感覚に苛まれたはずです。(妄想調べ)

 

 

ということで両チームが対峙しました。

ヴィジュアルから個性全開の超人が4名。特にウォーズマン、アニメカラーなのも嬉しかったのですが、この思い切ったコスプレっぷり。突き抜けてて素敵です。

そして実際のレスラーも大森さんや中西選手と、体の大きい選手。中西選手に関しては当時現役のIWGP王者。ベルトを巻いての堂々とした入場。

そんな6名が一堂に会する非常に華やかなリング上の風景です。

 

 

 

 

両陣営とも試合前に相談のムーブ。

先発は因縁浅からぬ『モンゴルマン(ラーメンマン) vsウォーズマン』と分かると場内「おおー!!!」とボルテージが上昇。

その二人が向き合ったまま試合開始のゴング!!!

 

 

 

 

 

 

モンゴルマンもウォーズマンも原作やアニメからの情報だと、二人とも打撃を主軸としたスタイル…とプヲタとしてよく妄想をしてましたが、まさにそのイメージ通りの展開が目の前に。

解説のケンコバ氏も「僕は今、夢を見ているんじゃないか、と」と。

序盤はスピードで勝るモンゴルマンが手数も多く有利な印象。

 

 

 

 

そんな中、コーナーに控えていた英国紳士からこっそりとベアークローを渡されるフェイティングコンピューター。

しかしそれをレフェリーがチェックし没収へ(笑)

ちなみにこのベアークロー。着脱可能式なので、マンリキ戦で何度か投げつけたあの時のものかな?(笑)

 

 

 

そこからしばらくして、両陣営ともバッファローマン、ロビンマスクに各々スイッチ。 

この二人はバッファが分かりやすくパワーファイターのスタイル、ロビンはオールラウンドタイプ。

ただバッファの隙をついた時に見せるロビンの蹴りがシャープなのにしびれましたね。 

そんな攻防の中で、一瞬の隙をついてカウンターの前蹴りをヒットさせたバッファ。悶絶するロビン。 

すると早くも後ろ足を蹴り上げる“あの技”のモーションが!?

1000万パワー全開の・・・

 

 

 

 

 

ハリケーンミキサーが早くもヒット!!!

漫画の中で見たメジャー中のメジャーな技を実際に同じ空間で共有した観客席から「おー!!!」という歓声、そして拍手喝采。

バッファから大森さんにスイッチワークを見せる青コーナーサイド。ロビンはそのまま捕まる展開に。

そんな中、実況の若林アナによる「このロビンマスク、イギリス出身なんですけども、イギリスの香りが全然してきませんが」に場内大爆笑。ケンコバ氏が「まぁロビンはなんでも出来る選手ですから」とフォローを入れてしまう始末(笑)

 

 

 

 

 

ちなみに赤コーナーには劣勢にたたされているロビンを見守るウォーズマン&中西選手という図式。

ウォーズマンの皮膚呼吸が辛そうなコスチューム素材だけに、こういう一瞬のマスク引っ張って休んでいる姿に萌えました(笑)

 

リング上ではバッファローマンの重量感漂うブレーンバスターや、モンゴルマンの空手殺法、大森さんのエルボーなどを回避する事も出来ず、ただただ喰らい続けるロビン。やはり序盤でのハリケーンミキサーが肉体面精神面で相当なダメージを与えていた様です。これは序盤に大技を持ってきたバッファローマンの試合組み立ての巧さ。悪魔超人編で見せたクレバーさの復活か?

ロビンのグロッキーの様子に、2000万パワーズは「今がチャンス!」と短期決着を狙い、完全に勝負にをかけます。

 

 

 

 

 

 

 

大森さんに羽交い絞めにされたロビンに、ロングホーントレインが!!!

 

 

直前に大森さんの腕からすり抜け、ギリギリのところで同士討ちに誘ったロビン。

まさか、これが狙いだったというのか!?

大森さんはそのままダウン。そこから自力でバッファとモンゴルマンにドロップキックを浴びせ、ようやく赤コーナーの中西選手にタッチ成立。

 

 

 

 

 

 

 

ここからは中西の野獣劇場へ!

現役の第51代IWGPの王者として、一人の名作「キン肉マン」読者として、中西さんの奮闘ぶりが凄まじい。

1000万パワーを誇るバッファローマンにも引けを取らないパワー殺法。

トップロープからダイビングしてきたモンゴルマンもそのままキャッチしてバックブリーカーとか!

そのまま正義超人入りでもしそうな勢いが中西選手から感じましたね~(笑)

 

 

そして実際のプロレスラー中西学として使用しているフェイバリットホールドである「アルゼンチンバックブリーカー」を、同じチームのロビンに…そして観客席のゆで先生に見せつけるかのような表情で発動させる!

そうなると英国紳士、そんな中西に触発されないわけがない!

 

 

 

 

 

 

アルゼンチン、タワーブリッジ、夢の競演!!! 

会場のどよめきを誘います。 

 

 

 

 

な、なにぃ~!!!

それだけでは終わらないのが、この夢の宴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アルゼンチン、タワーブリッジ、パロ・スペシャル、夢の競演!!!

会場のボルテージ、リミッター解除www

 

「パロスペシャルは痛いんですよね。キン肉マンごっこをすると、必ずやる人がいましたから(笑)」若林アナ 

「当時は各学校の渡り廊下で8組ぐらいやってましたから」ケンコバ氏 

 

 

・・・そうこうしている間に、試合ペースは超人師弟コンビwith中西学のチームに傾きかけている。

 

そんな中、試合権利はロビンとモンゴルマンへ。

まさに一進一退の攻防です!

強盗と牧師ソルジャーと同じく、一進一退の攻防です!

 

そうこうしている間に両チーム、試合権利の無い者によるカットプレーが相次ぎ、混沌としたカオスの世界へ。リング内外にかけて乱闘が繰り広げられている状態です。

 

そんな中、虎視眈々と“その時”を狙っていた超人が!?

ロビンの背後から現れ、掌打、ローキック、ソバットをラッシュでモンゴルマンに叩き込んだ黒い影。そう、満を持して登場したファイティングコンピューター(試合権利はロビンのまま)。

グロッキー状態のモンゴルマンに照準を定め、序盤にレフェリーから封じられたあの光り物を装着しながら・・・

 

 

 

 

助走をつけての・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スクリュードライバー!!!(瞬間的に1200万パワー)

(ぐさっ!!!)

これまた会場も大盛り上がり。

完全に仰向けとなり動きの止まるモンゴルマン。

恩師・ロビンに向けて最高のアシストであります。

 

そしてロビン本人も助けてもらってばかりではありません。

まだ奥の手を隠していたのです。

そう、実際のリングで再現可能なあの強豪悪魔騎士を撃破したあの・・・ 

 

 

 

 

逆(リバース)タワーブリッジ!!!

 

場内の「おお~~~!!!」の大歓声に鳥肌が。

そのまま即タップするモンゴルマン。

ゴング乱打。

文句なしの勝利。

その瞬間、またインストの「虹色の騎士」が響き渡る会場。

 

 

 

堂々の勝ち名乗り、超人師弟コンビwith中西学。

「ウォーズマンのベアークロー、まさに光の矢となって・・・あれが流れを変えたんじゃないでしょうか!」と興奮気味にバッファロー吾郎・竹若氏。 

 

 

 

 

敗れはしましたが、勿論一人一人持ち味を出した2000万パワーズと大森さんにも場内、暖かい拍手。

誰も君たちをせめる者はいやしないよ。

退場が終わるまで、しっかりこめかみをおさえるモンゴルマンに、肉マニアとしての肉ゴコロ、プロレスラーとしてのプロ根性を見ることが出来ましたね。

 

いや~、テンポも心地よい、名シーン再現率も素晴らしい、好試合でした。

 

 

 

 それでは、もう一つの準決勝第2試合、「ビッグボンバーズwith永田裕司 vs モストデンジャラスコンビwith男色ディーノ」の記事に続きますね。

 

 

 

 

 

 

 


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