あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、ひねくれ者の肉ブログをよろしくお願いいたしますm(_ _)m
西暦2017年となり、平成で言えばニクイヤー。
全国の肉マニアが口を揃えたかのように「今年は平成29年だけに、なにかしらの動きがあるのでは?」と浮足立っている様をTwitterをはじめ、様々なSNSで見かけます。
アニメ化を期待する声もちらほら見かけますが、個人的にはこれ以上思い出がブレたくないので、断固反対です。
神谷さん、田中さん、郷里さん、蟹江さん、田中さん(堀)さん、水鳥さん、広瀬さん、佐藤さん、塩沢さん…これ以上、原作を読み返すときの脳内をややこしくされては非常に困ります。
アニメのタッチも変わってしまうでしょうし。昭和の神BGMも総入れ替え…これもキツイ。
そもそも38巻以降(新章っていうのが定着してきたようですね)、私を読み返させる程の興奮させるシーンに殆ど出逢えてないので、「そもそもアニメ化になってもな~」と。例外としてステカセのゼブラやマンモスマンの変化は「やられた~!」と悶絶しましたが。
とまぁ、新年一発目から思ってることを少しだけ晒しちゃいましたが、あくまで個人的な意見。私も馬鹿じゃありません。御理解頂ける方はそういらっしゃらないと思ってますので^^;
あ、アニメについての断固反対は撤回しますね。私が見なければ良いだけですから…(笑)
さて、そんな「昭和キン肉マン」しか受け入れない属性の私でしたが、本日の1月3日。
関東地区から約1週間遅れで、「なんでも鑑定団」のキン消し査定を含むスペシャルの放送がありました。
鑑定依頼人であるアラフォーながら体脂肪一桁台の紳士・西川孝博さん。
10年前に肉ゴコロが再燃したという彼の愚直なまでの正規品キン消し収集。(デカ消し、超デカ、パチ消しに触れられていなかったのが残念でしたが・・・。テレビ的に扱われなかっただけで、実際はパチ消し等も収集されていたのかな?)
当時小学生だった西川氏が80年代の時点で「いよいよこれ以上増えたら、家族から処分されそう」と直感し1mほどの高さを誇る漬物の壺にキン消しを詰め込み、母屋付近の土に埋めた…とのこと。
10年前にその母屋を解体した際にたまたま掘り起こしたキン消しの状態の良さに何かがスイッチオン。で、未所有の造形や色の収集を再開されたのだとか。
いいですね。やはり昭和が感じられるエピソードあっての肉。
そんな情熱が私を感化させてくれて、とった行動が…
我がキン消しにまつわるスポットを自転車で巡る。
やってることはパッと見、不審者。
・
・
・
ですが行って参りました。
以前、80年代のライフスタイルを振り返る。という記事でも我がキン消しスポット巡り的な事をやりましたが、あれから約9年…。
新潟県は三条市という都会過ぎず…かと言って田舎過ぎず何とも言えない地方の片隅の記憶。
1978年生まれの私が幼少の頃に過ごした、キン消しにちなんだスポットを全国の肉マニア様に届けたくて…夏。
【キン消し思い出巡りNo.1 大松屋】
私が中学生まで過ごした家から徒歩1~2分程度のお店。
レジの奥にケーキを作っている作業場があり、店頭ではショートケーキが販売されてました。ですので、ジャンルとしてはケーキ屋さんだったのかな?
画像のシャッターをご覧頂ける様に、ヤマザキ系列の看板だけに食パンや菓子パンなども販売されてました。
スナック菓子やチョコもありましたし、カップや袋の即席めんも取り扱ってました。
「お金を払ってものを買う」という概念も無かった弟(当時3歳)が、この大松屋さんから堂々と「ハンコください(フミヤ氏のCM?)」を小脇に抱えて店を出て我が家に帰宅。結果、悪意の無い万引き。勿論、母親が支払い&謝罪に迅速に対応していたのは言うまでもありません(苦笑)
コンビニなんて無い時代でしたので、当時は割とそれに近い役割だったかもしれません。パンも扱っているので朝早く営業されてましたしね。
そんな店頭にキン消しのガチャはありました。私は幼稚園までは「デカ消し」が正規品で、通常のバンダイ418種のものを「パチ消し」という認識でした。
ですので正直、バンダイ正規品にはそれほどの執着もなく、母親か祖母に連れられて大松屋さんで買い物をした帰りに、たまにキン消しガチャをやらせてもらった記憶程度でした。
【キン消し思い出巡りNo.2 スーパー・サイト―(跡地)】
当時の家から徒歩5~6分圏内。
いよいよ影も形も無くなったスポットになりますが、現在駐車場になっているスーパー・サイト―は私が小学校低学年頃まであった建物。
店の出入り口には先の大松屋さんの何倍もの台数を誇るガチャが設置されてました。
そこのガチャで出した明確に覚えている造形が、夢のタッグトーナメント編での左腕が鍵になったスグルや、劇場版「晴れ姿!正義超人」の江戸時代の恰好に扮したスグルなど。
このスーパーサイト―さんは、キン消しは勿論ですが、それ以上に数年後、キチ〇イの様にガチャを回し続けた聖闘士星矢消し、SDガンダム消しの記憶が強いかな。
あと更に脱線する話で恐縮ですが、スーパーで流れてるBGMって基本インストが多いですよね。流行曲のインストバージョン。80年代後半、ここの店内で買い物中に有線からドラクエ2の復活の呪文の音楽が流れてきたことに「これは何かの間違いか?」と衝撃を受けたものですが、その20年以上経ってから牧野アンナさんの「LOVE SONG探して」という曲名が存在していた事を知りました(笑)
【キン消し思い出巡りNo.3 戸隠神社】
当時の家から徒歩3~4分圏内。
「お宮」と呼んでいた遊具のある神社です。
幼稚園の頃までよく祖母から連れて行ってもらいました。
小学生に上がってからはここの砂場で友人達とよくキン消しを潜らせて遊んでは、誰かがそのまま紛失してました。
本気出して結構深めに掘り出すと、キン消し以外にも当時ものの玩具がチョロチョロ出てきそうな予感がします。似たような経験を持った同世代も多かったでしょうから。
ここでよく遊んでいた粉川君のキン消しの入れ物を見て「その手があったか!」と衝撃を受けたのが、使わなくなった電子ジャーのおかま(笑)
キン消しをどんなものに入れて保管&持ち歩きしていたか?肉マニアさんのこういうところまでも興味がある変態です。
ちなみに私は父親が結婚式で貰ってきたという長方形のクッキーの空き缶でした。
【キン消し思い出巡りNo.4 石上屋】
当時の家から徒歩1~2分圏内。
通称「がみや」。
現在はお店はやっておりませんが、シャッターの奥が駄菓子屋さんになってました。
全盛期にはテーブル筐体も数台設置してあった記憶もおぼろげながら。
私は小学校から中学校まで、この駄菓子屋さんを活用しておりました。
私の中での聖地度はかなり高めです。
実際にここで「うまい棒」「ポテトスナック」「ウメトラ3兄弟」「ビッグカツ」「よっちゃんイカ」「牛丼スナック」などの酒のアテの味を覚え(笑)、ガチャのやりすぎで「ギャンブルは身を滅ぼす」事を覚えた気がします。
画像の軽自動車が停まっているところにガチャが所狭しと設置されていました。
私の人生で、キン消しのガチャはコチラで最も多くやっていましたかね。
この店番をされてたおばあさん、元気かなぁ。
【キン消し思い出巡りNo.5 くわばら】
当時の家から徒歩3~4分圏内。
画像を見ると比較的新しめの建物ですが、2004年の水害で建て替えを余儀なくされたのでしょう。それまではアジア全域にありそうな奥に進むと薄暗い市場みたいな雰囲気でした^^;
小学生になると、キン消しのガチャは先ほど紹介した「がみや」さんで済ませていたので、こちらのお店でキン消しとして利用していたのは、知る人ぞ知る「森永ファイツ(通称・のび消し)」であります。
私は甘いものが苦手で、なおかつ食感が苦手なチョコボールだったのでコンプする気にはなれないシリーズでしたけどね…(笑)
しかし何度か購入していたファイツも、数十年後に肉ゴコロの高い方々との会話の中で当たり前のように交わされる「ブラックホールの顔の穴に他の超人を入れて遊んでて、やりすぎると頭部が千切れました(笑)」というスタンダードなやり取りに対応できる様になりました。このくわばらさんの御蔭であります。
【キン消し思い出巡りNo.6 清水模型店】
当時の家から徒歩5分圏内。
私がこよなく愛する“デカ消し”の販売をしていた三条市では数少ない名店。
そして作者無許可で五重のリングを作成し販売していたアウトロー伝説は、全国の肉マニアの心をとらえて離しません(笑)
2017年1月3日現在の外観も相変わらず渋いです。今日は三が日でたまたま閉まってましたが、営業日には県内外からモデルガンマニアが集結されるのだとか。(現在はモデルガン専門店に)
五重のリング伝説の詳細はコチラ。➡ 新潟県屈指の肉聖地『清水模型店』に単独取材!
【キン消し思い出巡りNo.7 まるよし本店(跡地)】
当時の家から徒歩15分圏内。
ちなみに聖地「大衆焼肉さんきらく」さんからは徒歩3分程度。
現在は全く別グループのスーパーとなってますが、アラフォー世代までの三条市民にとって、絶対的存在だったデパートの本店でした。
これもよく母親から連れてもらってましたね。
画像のスーパーと駐車場までがデパートとしての建物の面積だったかな、と。
1階がスーパー、フードコート、宝石店なんかもあったかな。
2階と3階は紳士服、婦人服などで記憶がごちゃ混ぜに。ただ2階にペットショップがあって、そこもワクワクしていたものです。あ、3階に本屋さんも入ってました。ここで祖母から初めてコロコロを買ってもらったな~。
4階におもちゃ屋がありました。私にとってこのデパートでキン消しのガチャをやった記憶は正直無いのですが、28体入りのセットをよく買ってもらった記憶があります。ギャンブルをするより堅実さを選ぶ子供だったかもしれません(笑)
ただ後期は妄想バトルをする際に感情移入しにくい「透明でラメ入り」なんて仕様の28体セットまで登場する始末。店頭で見ると「お~、すげー!」と手に取るも、家に着いてから「なんでこれにしたんだろう」と、プロレス会場でダサすぎるTシャツをテンションに任せて買った数時間後…みたいに落ち込んでいたものです。
妄想バトルの詳細 ➡ 第6話 キン消しの 本当の遊び方 (準備編)、第7話 キン消しの 本当の遊び方 (実践編)
キン肉マン関連以外にも、マシンロボの基地、ゲゲゲの鬼太郎妖怪ハウス、ドラゴンボールのマッスルタワーの玩具なんかを買ってもらってましたかね。
5階はレコードや文房具が売られていたのを記憶しております。
6階はちょっとだけ(1階のフードコートより若干)高級感を残すレストランとゲームセンター。
そんな思い出溢れるスポットでしたが、街中にあるのが災いし、90年代に入ると郊外にある駐車場がだだっ広いショッピングモールの台頭などで閉店を余儀なくされてしまいました。
しかし同世代の三条市民にとって、「デパートと言えばまるよし」というイメージはなかなか消せないものであります。
【キン消し思い出巡りNo.8 条南小学校(跡地)】
当時の家から徒歩10分圏内。
私の母校であります。
一昨年取り壊されて、現在は公園となってます。
キン消しの思い出と言えば…プールの授業で堂々とキン消しを使用する教師達(笑)
詳細はコチラ ➡ 第2話 授業に使われたキン消し
・
・
・
本年もこんな感じで名作「キン肉マン」への歪んだ愛を放出し続けて参りますので、どうぞご注意ください(笑)
改めまして、2017年も、『肉まみれ~いつも心にキン肉マン~』をよろしくお願いいたします。
ゴクモンキ