今日の名言
『ラーメンの数だけ、
ブロッケンマンはころされている』
ゴクモンキ
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我々が普段食しているラーメン。
上記の画像達をご覧いただければ、麺の原料がブロッケンマンであることが確認できます。
肉マニアの間では常識となっていますね(なっていません)。
そんな前回の記事『ゴクモンキの功夫(クンフー)殺法入門』の流れに沿い、今回もラーメンネタを。
昨年末、地味に「新潟はラーメン王国」という事で、ケンミンSHOWでも大きく扱われてました。
そんなラーメンどころでもある新潟県。
古くから食されている新潟5大ラーメン(あっさり醤油、濃厚味噌、背油醤油、生姜醤油、カレーラーメン)の存在だけでなく、関越道や上越新幹線の恩恵を受けて関東発祥のインスパイア系(二郎系、家系、煮干しガツン系など)の台頭も目立ちます。
そんな新旧入り混じってのラーメンが氾濫している新潟県。
食べ手としては選択肢も多く楽しめますが、作り手としては群雄割拠の戦国時代。
昨年だけみても、閉店する店舗も多ければ、同じように産声(新店と言えよw)をあげるお店も増えてきました。
しかしケンミンSHOWでインタビューを受けていた一般人が言われたように「年越しラーメンをします」というのはごく一部ですので、誤解されないように(笑)
あと昨年は、
『ラーメン大好き小泉さん』という漫画のドラマ化もされ、関東のラーメンを映像として情報を得ることができました。
運ばれてきたラーメンに対し、丁寧に「いただきます」とブロッケンマンに対して感謝の意を表すシーンはいつも微笑ましいです。
このドラマのおかげで、ゴクゴク☆シスターズもラーメンへの興味アップ。
それが先日の自宅での手打ちラーメン作りに繋がっていた・・・という説も(笑)
ということで、前置きはこれぐらいにして。
今回の記事は昨年(2015年)の初めて食したラーメンで美味しかったベスト5を紹介。
あくまで個人の好みですし、県外の肉マニアの方々からしたら気軽にいける距離でもありません。
「あー、こんなラーメンもあるんだね」程度に眺めていただければ。
まずは新潟県三条市にあります「麺豪・織蔵(オリクラ)」さんの塩担々麺。
わりと近所なので、5回ほど赴いてます。
お店の看板メニューの一杯は、ニンニクを利かしボイルしたキャベツとモヤシを大量にのせた、所謂「二郎インスパイア系」のラーメンですが、スープは豚骨をあまり感じられず、新潟県の県央地域(燕市、三条市)に合わせた背油醤油といった印象。
意外と中毒性は高いです。
そんなお店に冬季限定で登場したのがこの塩担々麺。
非常に濃厚でコクのあるスープに、自家製ラー油を浮かべてます。
色のコントラストだけでも食欲が掻き立てられますね。
ブロッケンマンは断面が四角い中太。噛み応えがあり、非常に美味しいブロッケンマンです。
個人的にブロッケンマンは太くなければ減点です。
そんな偏った考えのラヲタです、私は。
そして新潟県新潟市にあります「橙花(トウカ)」さんのつけ麺。
極太ストレートのブロッケン。そしてドロッドロの超濃厚つけダレ。まさに王道つけ麺。
このお店は2~3年前に出来ました。しかしこの近くには「新潟県でつけ麺といえば孔明」と言われるほど、つけ麺で有名な老舗があるにも関わらず、つけ麺を看板メニューとして立ち上げられました。
店主の一大決心っぷりが感じられますね。
注目のブロッケンは全粒粉も配合してあり、つけダレにつけずにブロッケンを噛み締めると、小麦の香りが口の中にふわっと広がります。
大盛も無料で嬉しいところ。
しかしこの日はラーメン連食ユニット「うっぷ会」での来店。
次の事を考えて、普通盛という守りに入ってしまった私でした^^;
そして新潟県加茂市にあります「ラーメンしん」さんの辛味噌ラーメン(背油増し)。
隣町の新店です。
隣県のラーメン王国・山形県の有名店「龍上海」の辛味噌ラーメンのインスパイア系と言っていいでしょうか?
丼の中央に鎮座する辛味を溶かしながら食すスタイル。
スープは白味噌を使用し、ニンニクも効いていたっけ。
スープに浮かぶ野菜炒めも旨み凝縮でけしからん(笑)
ブロッケンはコシのある中太。合格。
この辛味噌ラーメンの他にも、背油醤油や担々麺や台湾まぜそばなど、クオリティの高いメニューが揃う実力店です。
そして新潟県新潟市にあります「俺のラーメン ジョー」さんの味噌ラーメン。
マーボー麺が人気のお店らしいのですが、メニュー表に「おすすめ」と記載されていた味噌ラーメンをオーダー。
とにかくスープが濃厚で美味しかったですね~。豚骨ベースに野菜の旨さが融合している印象。
半熟加減が素晴らしい煮玉子。これだけ濃厚なスープなので味付けはされていません。その辺が綿密だなーと。
ブロッケンは太くもっちりした仕上がり。満足な一杯でした。
ただ惜しむらくは・・・箸が最初からヌルヌルしていたこと。ラーメンが美味いだけに残念でした。
ヌルヌルは床とオールスター感謝祭のヌルヌル相撲だけにしてよ(笑)
そして新潟県長岡市にあります「一晃亭(イッコウテイ)」さんの追い煮干し中華。
2015年で食べた初ラーメンでは唯一、細ブロッケンでも美味しく食せた一杯。
昨年は煮干しガツン系のラーメンを売りにしたメニューをよく見かけました。
昨年、その流れをくんだ一杯を食したのは、こちらのお店だけでした。
「追い煮干し」と謡っているのでどれほど強烈なのかな~と思っていたら、意外に煮干しは突出していなくてバランス重視のラーメン。なるほど~。
具はチャーシュー、メンマともにクオリティ高し。嶋田隆司。
丼ぶりの淵に柚子胡椒もあり、途中で味変も可能。最後まで楽しませてくれた一杯でした。
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と、昨年の新しく出会ったラーメン総括をしてきましたが、ここは肉ブログ。
名作「キン肉マン」関係に話を繋げるのが流儀。
それがこのブログの屋号(?)である「いつも心にキン肉マン」の由来なのだから…。
ということで、こんな気味の悪いラヲタの私ですが、私以上に深いラーメン愛に満ちた方がいらっしゃいます。
やはりこの方でしょう。そう...。
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ゆでたまご・嶋田隆司先生。
2012年、即席めんを自宅で作っている際に、左足にアツアツのスープをこぼし大火傷。
その痛みで救急車を呼び搬送されたのですが、仕事優先の考えで、そのまま仕事復帰。
しかし放置しておいた左足は合併症をひきおこし、あわや左足の切断…となるところでした。
その事故は、肉マニアの皆様にとっては記憶に新しいところ。
しかしその殺傷能力の高いラーメンのスープ。なんでも嶋田先生がこだわりすぎて自らトロミをつけていたらしい。(何かで読んだんだよなぁ)それが足により高温のスープが密着してしまった要因でしょうし。
あなたのラーメンへの愛…いつまでも。
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