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Channel: 肉まみれ ~いつも心にキン肉マン~
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とつげき丼 by 福一番

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この肉ブログが、もう一段階ディープな世界へ・・・。

 

 

 

ということで今回は久々の更新となります「肉的聖地巡礼」のカテゴリ。

今までは作中に登場したスポットに行き、想いを馳せる…という内容でした。

そういう意味では今回はかなり異端児的記事となりそうです。

というのも、今回私が赴いたスポットはキン肉マン全36巻の中では登場しておりません。

 

 

 

・・・思えば約半年前。

Twitterでどなたかがリツイートされていた画像の中に、昭和のキン肉マン風情に満ちた風景が広がっていたのです。

とある年季の入ったお店(食堂?)の佇まい。そしてラーメンも提供されている感じの小さな店舗。

その看板にはデカデカと、「これ著作権がゆるかった時代だからできたんだろうなぁ」という、うろ覚えで描いたようなキン肉マンとラーメンマンのヤバめのイラストが。あまりの衝撃でスマホを持つ手が震えました(病気だろ)。

そしてそのお店、今も営業されているとか。きっと看板作成当時、近所の少年少女が「おとうさーん、キン肉マンのお店~」と、御両親に頼んでラーメンを食べに連れて行ってもらっていたはず。そんなシーンをイメージするだけで胸がいっぱいになります。

調べると「とつげき丼」という看板メニューがあり、住所は埼玉県の中央部に位置する上尾(あげお)市とな。

という事で、半年間モヤモヤしていた欲求を晴らすべく、珍しく仕事が休みだった9月26日(火)の朝9時に新潟県三条市の我が家を出て、ゆる~く下道で埼玉県を目指してみました。途中、ラーメン屋や道の駅やブックオフを満喫しながら。

 

どうしてもこのヤバい肉イラスト看板を両の眼に焼き付けたかったですし、地元に長年愛されてきた名物の「とつげき丼」はどんなものかをこの舌で確かめたいですし、ともすると店主とキン肉マン談義に花を咲かせられるのでは、と。

 

ゴク妻は仕事、ゴクゴク☆シスターズは学校。地元の肉マニア有志もさすがに平日はお仕事をされているので同行を頼む事もできず(笑)

単身で車を走らせ、とにかく南下。まぁ全てがマイペースなので、それはそれで気楽なもんですけどね。

 

 

ということで何だかんだで目的地に到着したのが17:30頃。

そこまでして拝みたかった私にとっての桃源郷。260㎞の距離を車で走らせて向かった肉的聖地がこちら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成29年にして、今もゴリゴリに昭和の半ズボン少年の影が見え隠れする数少ない肉的スポット「福一番」さん。

屋号を両脇からキン肉マンとラーメンマンが固める鉄壁のレイアウト(笑)

何気に車の通りの多い道に面しております。 

夕方の帰宅ラッシュだったこともあり、なかなか車が途切れねー。

では近づいてみましょう。

 

 

 

 

 

 

店名は間違いありません。

黄色い看板の上部が隠れて見づらいですが、「とつげきどん」と表記されてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

とつげき丼の文字と、そのメニューを象徴(?)するのであろう、勇ましいスグルさんの雄姿。

この何かに立ち向かうシーン、どこかで見たことがあります。

そのシーンの詳細は後で改めて紹介しますね。 

 

にしても、数あるコスチュームの中で、ワンショルダーのスグルをチョイスする店主の肉的センス。

かなりの肉ゴコロをお持ちのはず。 

超人にとってコスチュームが命の様に大切(ブロッケン談)であるように、きっと飲食店にとっても看板はかなり大事なものだと思いますし。 

それにしても、ところどころ補修されている看板。お店の年季が表れてます。

ではラーメンマンの方も見てみましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

もっとガッサーいかれてますね^^;

何度か台風などの災害を受け止めていたのでしょうか?

そして大事な店舗の防波堤になってくれていたのでしょう。

その姿勢はビッグファイト準決勝でスグルに少しでもウォーズマンの研究のためにと、何度も立ち上がり自己犠牲の精神を貫いたあの時のラーメンマンそのもの。

おそらくサッポロラーメンと書かれていたのでしょうが、痛々しいほどの補修の後。

似た色の布を貼り付けているのでしょうが、奇跡的にラーメンマンの両耳にある長方形の形が、ステカセの地獄のシンフォニーを喰らっている様にも見えます(笑)

福一番さんのおかげで、事実上のラーメンマンvsステカセキングという夢のカードが実現しました!

 

 

 

 

 

 

 

注目の「とつげき丼」ですが、新聞や地方誌にも取り上げられている様です。

店主かお店関係者が色をつけたと思われるスグルと麺の人。

ご覧いただけますか?ラーメンマンの腕や頭部。あらゆる輪郭を色の濃淡で表現されているのは芸が細かいですね。

 

そして画像左に見える新聞の切り抜き。

「元気出る とつげき丼」という見出し。

ニンニクや辛さが特徴のスタミナ系のテイストなのかな?

味への期待も高まります。

 

 

 

では、いざ入らん!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶべらっ!!!

コチラのお店に到着したのが17:30過ぎ。

事前に食べログで調べていましたが、定休日は金曜日。

営業時間が20:00までと記載されている中で、休憩時間として17:30までしめているのは、新潟のラーメン店ではなかなか見受けられません。

 

 

まさか・・・嫌な予感がします。

食べログでこそ紹介されてはいなかったでしょうが、このお店の佇まいをご覧の通り、きっと店主は御高齢でいらっしゃるはず。

ともすると、昨今は体調の具合によって定休日が不定期なのでは!?

そして私が来た9月26日は、たまたまお休みという判断をされていたのでは!?

 

そりゃ~ラヲタの私です。何度か行きたかったお店に着いたら「本日休業」という貼り紙を見て涙を流したことがあります。(業界用語で“フラれる”というやつね)

しかし、このお店まで来た労力と時間とガソリン代を考えると、そう簡単には諦めきれません。

呼び鈴らしきものは見当たらず、何度かお店の前で「すいませ~ん」と声をかけるも応答なし。

これ以上のアクションは何があるのか?

裏口から声をかける?いや、そこまでは出来ません。(小心者なんでね。むしろ悪い印象を与えて、少しだけ見えてた可能性も闇に消える可能性も)

なにより18時近いというのに、ガラス戸の向こうの店の中が真っ暗。

夜の部に対しての仕込み中…という様子も感じられず。

 

いよいよ覚悟を決め、車を停めていた福一番さんの専用駐車場へ肩を落としながら向かう私でした。

すれ違う元気のよい部活帰りの中学生がとても輝いて見えます。

そんな中「自分は何をやっているんだろう」と自問自答を繰り返すやべーモードへ(笑)

 

車の鍵を開け運転席に腰を下ろし、ふと脳内に声が。

「このまま帰って、“埼玉まで行ったけどトンボ帰りでした”というネタで笑ってくれる人がいれば、それでいいじゃん」

・・・それもアリか。オイシイか。

そう腹を括り、何気なくもう一度食べログの福一番さんのページを眺めていると電話番号が目に留まる。

 

電話という方法を忘れていた!!!

・・・とはいえ、様子を見ると今日はお休みな感じがビンビン感じられるので、とりあえずダメ元でネットに掲載されている番号に電話してみました。

 

 

 

(わりと長いコール時間のあと)

お店「はいもしもし」

ゴク「あ、スミマセン。今日ってお休み…ですよね」

お店「あ、夜の部はありますよ」

ゴク「???(耳を疑う)今、お店の前にいて、今日はお休みかな~と思ってたんですけど、これから営業されるんですか?」

お店「はい。もう少しでまた電気付けてお店を開けるところですよ」

ゴク「うぉ~~~~、良かったぁ~。助かったぁ~。」

お店「???」

ゴク「実は新潟から来まして・・・」

お店「え~~~~~~!?なんでまた?」

ゴク「え、はい、あの・・・ちょっとありまして。お店の前で待ってます。本当にありがとうございます!」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という絶望から達成感への急展開で気持ちがおかしくなりそうな精神状態で待つこと3分。

予定よりも少し早めにお店を開いて頂きました。なんか、スミマセンm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店内はカウンター5~6席、テーブル席は大小で4つぐらいでしたかね。

この様にレトロな雰囲気です。

空間の角、そして絶妙な高さにあるテレビ。こういう環境でラーメンや餃子をつつきながら見る「新婚さんいらっしゃい」「アタック25」とかは、ある程度年齢を重ねないと良さが分かりませんね。とはいえ私もようやく分かり始めてき段階。

 

コチラのお店は、事前にネットで調べた通り、年配の御夫婦で切り盛りされてらっしゃるようです。

先ほどの電話のお相手は奥様でした。

奥様「どうして新潟から来られたんですか?」

ゴク「実はインターネットで、キン肉マンの看板が今も設置されてるお店がある事を知って、その写真に一目ぼれしちゃいまして」

奥様「・・・(絶句)」

 

正直、私みたいな気味の悪い理由で新潟から1人で車を走らせてきた物好きは過去のお客さんにはいなかったはず。

それを物語るリアクションでした。

 

ゴク「スミマセン、私、キン肉マンの大ファンで・・・その看板にも一目ぼれはしたのですが、実際に“とつげき丼”というのが気になって、是非食べてみたかったんです」

と続ける。

 

遠方から来た理由があまりに気持ち悪かったのか、驚いた様子で「どうぞ、お好きな席に」と水を入れたコップとおしぼりを取りに店の奥に行かれる奥様。

私の電話で予定よりも早めに空けて頂けたものですから、店内のお客は私だけ。

その年季の入った空間を見入ってしまい、席に座る行為に移すことすら躊躇してしまいます。

 

 

私ぐらいの変態になると、この空間では目を閉じるだけである風景が浮かんできます。

30年以上前にキン肉マンの看板に引き寄せられ入店した仲睦まじい数多くの親子の姿が。

多少なりとも漫画「キン肉マン」のオフィシャル感を味わえる事に満足しながら(絶対に無許可でしょうけど^^;)、小さいお椀に取り分けられたラーメンを子供用フォークでかっこむ息子さんの姿を、御両親が「おい、こぼさないで、落ち着いて食べて」とか言いながらひとつの幸せの形を実感されている姿が。

今でいうココスのドラえもんキャンペーンの先駆けですよ、このお店(笑)

 

 

 

画像の上部にA~Cのセットメニューのユニークな形をしているPOPがありますが、これは後年、アニメ王位争奪編の強力の神の輪郭そのもの。

東映のスタッフさんは、ここでヒントを得てアニメ特有のアレンジに踏み切ったと推測できます。

って、チューリップでしょうけどね(笑)

 

 

 

 

 

 

一番小さいテーブル席に着き、奥様とは対照的に安堵の表情を浮かべていたであろう私^^;

お水とおしぼりを運んでくださった奥様でしたが、店の奥で旦那様と私の意味不明な来店理由を伝えていたのでしょう。

御主人も壁からにょきっと顔を出し、

御主人「え~、本当に新潟から来られたの?」

ゴク「はい。キン肉マンが好きすぎて。昔の漫画ですけど、ず~っと好きなんです。それでネットで拝見した看板に一目ぼれしちゃって」

御主人「あちゃ~(笑)」

とバツが悪そうに、そして照れくさそうにはにかむ御主人。

このリアクションで全てを察しました。きっと御主人はキン肉マンにこれと言った思い入れはない、と(笑)

 

奥様「そしたら・・・御注文はどれになさいますか?」

ゴク「とつげき丼でお願いします。あと、とつげき麺もお願いします」

奥様「それは無茶ですよ、1つずつでも相当ボリュームがありますよ」

ゴク「そうなんですか?残すのも失礼なので、じゃぁ、とつげき丼でお願いします」

御夫婦「はい、ありがとうございまーす」

 

 

 

ということで、しばし待ち時間に、TwitterなどSNSのチェックをしてました。

んで、さっきみたいな妄想も(笑)

 

 

 

カウンター席はこんな感じ。 

近所の常連さんは、ここに座って瓶ビールと餃子…とかで一杯ひっかけてるのかな?

羨ましいぐらい落ち着く空間だぜ~。

 

奥に姿が見えるのが「とつげき丼」をこしらえる御主人。

画面上部の賞状には「長年、食品衛生の向上に寄与されました」といった旨が記されていました。

基本に忠実な、それでいてルールを徹底された姿勢を貫かれている証拠ですね。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中ひょっこりと店主が、聖なるブツであるコチラを渡しに近づいてこられました。

 

 

ゲェ~~~!!!

昭和のパチ消しの風合いを色濃く残すイラスト、無許可感がプンプンしているイラスト(私の中では褒め言葉)は定価表にも散りばめられていたのだ。

御主人「わざわざ新潟から来てくれたって言うんで、こんなんで良ければあげるよ」

ゴク「えっ、いいんですか!?」 

名作「キン肉マン」のエッセンスをまとい、この地域で長年愛されているメニュー表が新潟から来た気味の悪い私の手中に。

 

 

 

 

 

 

中身はこんな感じ。出前もボチボチ対応されているとのこと。

正直、全体的に価格はお安め。ラーメン一杯700円が当たり前の昨今、かなり頑張ってらっしゃる様子。

もう一つの名物・とつげきめんもリーズナブルですな。

ちなみにハンバーグとハンバーグ定食は近年メニューから外れたようですね^^;

今後電車で来れる機会があったら、餃子と野菜炒めをビールで流し込んで、締めにとつげき丼・・・決まりだわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということでこちら長年、上尾市で愛されている福一番さんの名物『とつげき丼』が到着でございます。

(レンゲが汚れているのは、撮影の前にうっかり一口食べてしまったからです。スミマセン^^;)

ご飯の上に、豚肉、玉ねぎ、ピーマン、玉子を炒め、ピリ辛…いや激辛の一歩手前の個人的には絶妙な辛さの味付けがされてる逸品です。

部活帰りの学生さんや、肉体労働者の残業時の夜食とかにピッタリなメニューです。

お味噌汁は御主人が味噌のブレンドからこだわったという他では味わえない風味が面白い。

なんにせよ、キン肉マン感が微塵も感じられないところも流石です!(笑)

 

 

 

 

 

肉の聖地だけに、記念撮影を依頼。

左手は定価表、右手はキン消しのポーズ。

奥様は快く受諾されたものの、まさかのマスク姿に絶句。

(WEEKをご覧になった皆様、嫁が「気持ち悪い」というのは私のこういう部分も含まれているんでしょうね)

 

 

 

 

食べてる私に興味津々な御主人。

奥様が「やだもう、食べてらっしゃるところなんだから」という制止を振り切るかの如く興奮気味に質問が。

 

 

 

 

 

 

 

御主人「新潟からどうやって来られたの?」

ゴク「車で。一人でです。下道で。8時間ぐらいかかりましたかね」

御夫婦「・・・(こいつ、やべー奴だ!!!)」

ゴク「だから、もし今日がお休みだったらショックでしたね~(笑)」

奥様「やだ~、そこまでして来てもらってお休みの日だったら申し訳ないわ~」

御主人「新潟はねぇ、同級生が住んでるんだよね。新潟空港の辺りっていったかな」

ゴク「同級生の方?御主人は埼玉の方なんですか?」

御主人「うちは(奥様と)2人とも青森出身でね。寒い地域だからサッポロ味噌ラーメンに馴染みがあって、それを東京で出そうと、最初は東京でお店をやってたんだよね」

ゴク「じゃぁ、こちらのお店に移られてからは、どのぐらい経つんです?」

御主人「39年」

ゴク「あ、じゃあ僕と同い年ですね。昭和53年生まれなので」

御主人「そうなるとヨシユキ(うろ覚え)と同じですね」

ゴク「ヨシユキ???」

奥様「うちの下の子です(笑)ヨシユキは54年生まれで、このお店に移ったのが53年だわよ、パパ」

御主人「あれ?そうだったっけ」

今は子供さんたちはそれぞれ独立して、御主人達とは別々に暮らしているらしいです。

そうか、ヨシユキさんや別の御兄弟も、このお店は継ぐという考えはないみたいだ。

 

 

ゴク「このキン肉マンの看板はいつ頃から取り付けられたんですか?」

御主人「35年前かな」

ということは1983~1984年から取り付けたと。なるほど、飛ぶ鳥を落とす勢いのまさにキン肉マン絶頂期。それを堂々と看板に入れちゃう御主人の度胸たるや!(笑)

 

 

 

御主人「もうボロボロだけど、新しく看板を書く職人さんが居なくなってね。店を継ぐ者もいないから、あと何年続けられるか分からない。だからこれから看板を変える予定も無いかな」

ゴク「ちなみに御主人、キン肉マンの看板が描かれているだけに、何か思い入れとかあるのでしょうか」

御主人「いや~、わざわざ新潟から来てもらってアレだけど、別にないんだよね(笑)」

清々しいほどの思い入れ無し。素敵です(笑)

 

ゴク「とつげき丼という名前ですけど、何か由来があれば教えてください」

御主人「これを食べて『突撃するぞー!』って気分になれる感じかな」

ゴク「いやー、美味しいですけど、突撃したい気持ちになるかは揺れ動いている自分がいます(笑)」

御主人「ちなみに女性の常連さんは『もっと辛くしてください』ってもうちょっと辛めに仕上げて出してるよ。女性の方が辛いのが好きなんだね」

ゴク「とつげき麺も『ピリッと辛い』と書かれてるので、結構辛いんでしょうね?」

御主人「うん、辛いね。ただ味噌ベースでね。うちは味噌ラーメンにはこだわりがあってね。札幌から3種類の味噌を取り寄せて、それをうちで調合してお出ししてるんで、そっちも評判いいかな」

ゴク「新潟からだと遠いんで頻繁に来るのは難しいですけど、次来るときはとつげき麺をお願いしますよ。今日は会社が休みだったんで僕だけでしたけど、今日は仕事やってる嫁もいて、小学生の娘も二人いて、娘たちもキン肉マンが好きなんで、この看板を見せてやりたいんですよね」

 

この時、奥様がとても嬉しそうに私を見ていた感じがありました。

最初は青いマスクで「こいつ、完全にやべーやつ」と思われたでしょうが、家族構成の話をしていくうちにお互い安心感が生まれたのか、ご自分の息子さんと同じ年代の自分には一応家族がいて、それもわざわざ新潟から来てくれた、という事実に感動されていたようです。

 

奥様「実は私ね、20年前から日記を書いてて、たまにお客さんからこのお店の感想を聞いて控えているんです。突然で申し訳ないんだけど、お店の感想、なにかあるかしら?(笑)」

ゴク「・・・ちょっと時間をください(笑)」

約1分後

ゴク「“キン肉マンきっかけでこのお店に来ましたが、御主人達の人柄と、その人柄がにじみ出ている料理に、期待以上の感動をさせて頂きました”でお願いします」

奥様「あら~、ありがとうございます」

御主人「なんか悪いね」

 

お二人の反応を見て、ほっこりしました。変態のくせに。

まさかマニアックな肉ブログをやってて、知らない土地で初めて会った方々から、この様な形で感謝されるとは。そしてこっちが温かい気分にさせて頂けるとは。

 

 

 

その後も話が弾み、御主人から過去にテレビ取材された資料や、各種メディアから取り上げられた時のスクラップブックを見せて頂きました。

 

 

 

 

 

とつげき丼のお勘定も済ませ、店を出る時。

ゴク「なんかスミマセンでした。私のために早めにお店開いて頂いて」 

御主人「いや~、とんでもない。わざわざ遠くからありがとうございました」

ゴク「最後にもう一度確認ですが、キン肉マンに思い入れってありましたっけ」

御主人「だから無いって。やめてよ~(笑)」

ゴク「美味しかったし楽しかったです。またよろしくお願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と店を出て、いろんな面で満足させていただきましたね。

夜風に当たり車に向かう道中にふと気づいたミステイク!

 

>ゴク「“キン肉マンきっかけでこのお店に来ましたが、御主人達の人柄と、その人柄がにじみ出ている料理に、期待以上の感動をさせて頂きました”でお願いします」

冷静に考えると、人柄が現した料理が・・・あ の 辛 さ の 効 い た 逸 品 。

どんな鬼みたいな人柄なんだよっwww

そこに奥様は気づかないでほしいものです^^;

 

 

 

 

 

 

 

んで、看板のイラストとリンクするこの定価表のスグルとラーメンマンですが、おそらく・・・ 

 

 

 

 

スグルは16巻91ページ、悪魔将軍にKOされたバッファにかけよるワンショルダーのここを模写されたはず。

一応の著作権対策か、左右逆には描いてあるものの・・・^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラーメンマンは4巻の82ページのこれかなぁ。

カップ麺をどんぶりに変えるアレンジはあるものの・・・。 

辮髪の頭頂部が線一本。その後三つ編みに。このラーメンマンの後頭部には何か不思議な力が働いている様ですね(笑)

 

 

 

ということで、どなたか「とつげき麺」のレポをよろしくお願いします(笑)

あとは頼んだぜ、〇〇マン。…ガクっ。 


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