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Channel: 肉まみれ ~いつも心にキン肉マン~
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全日本プロレス 2016年10月15日 三条市栄体育館大会

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「G馬場さんを名誉市民へ!」のキックオフイベントの記事から数か月…。

有志の皆様による活動において1万人を超える署名が集まり(王監督、B’z稲葉氏などを含む)、それをもとに迎えられた9月の定例市議会で「ジャイアント馬場さんを名誉市民へ」の議案が全会一致で可決されました。

よって正式に、故・ジャイアント馬場さんが出身である新潟県三条市の“名誉市民”となりました。

それを記念しての(?)地元三条市での興行へ赴いてまいりました。

 

言うまでもありませんが、ジャイアント馬場さんといえば、プロレスの選手としての功績は勿論、日本プロレス界のリーダーであった時期もあり、さらに名作「キン肉マン」にも要所要所で登場。あのラーメンマンとの記念撮影も実現されている肉マニアにとっても押さえておかねばならない偉大な人物。

そんな馬場さんが作った全日本プロレス。

そしてその馬場さんへのリスペクトに満ちた熱き興行。行かいでかっ!!!

 

 

…とは言いつつも、こんな私なんかでも仕事の都合もあったりで、ギリギリまで生観戦ができるか微妙でしたが、なんとか調整して知人から大会前日にチケットを購入(;・∀・)

試合カードも私の青春を捧げていた“90年代の全日本プロレス”を意識されたものがあり、それが今回の会場へ足を運ぶ決定打となりました。

 

 

 

 

 

 

このように等身大パネルも置かれ、馬場信者は列を作り記念撮影に勤しまれておりました。

名誉市民という話題性もあり、会場内は私のような気味の悪いプヲタ意外にも、健全な皆様の姿も多く見受けられましたね。

 

 

 

99年、馬場さん御逝去以降、高山善廣&浅子覚とのユニット「NO FEAR(ノーフィアー)」で頭角を現してきた大森隆男さんの横断幕。

彼も2000年に全日本プロレスを離脱し、その後は紆余曲折ありすぎて、結果、今は全日本プロレスに在籍。

ベテランの域に入りながら会場人気も高い、団体にとっては欠かせない存在。 

今の全日本プロレスの中で、一番好きな選手であります。 

 

 

 

 

 

ということで、うろ覚え試合レポ~。

【第1試合 ウルティモドラゴン&岩本煌史 vs SUSHI&ビッグTHE良寛】 

肉マニアにとって、現在旬なカレクック。

そんな残虐超人を思わせる頭上に「寿司」を乗せた、その名もSUSHIというマスクマン。

何度か会場で見てますが、彼の知名度や会場人気はトップクラス(特に私のように、最近の全日事情を分からん層にとっては)。 

そんなSUSHI組が胸を借りる形となったのが世界の究極龍ウルティモドラゴン率いるタッグチーム。

ウルティモさんの相変わらずの入場テーマに癒された私。

それ以外、特に記憶に残っておりません。

結果はウルティモさんが新潟プロレスのビッグTHE良寛選手をラ・マヒストラルで抑え込んで勝利。

 

 

 

【第2試合 中島洋平 vs 崔領二】 

 

崔選手はクラッシャー旗本率いるZERO-ONE初期の頃によく見ていた選手。

先日のジミー鈴木氏が手掛ける新団体DSW旗揚げにも参戦した空手家・小笠原さんとの死闘など、長身を使った説得力のあるファイトスタイルが印象深いです。

この日も中島選手を相手に、終始強さを見せつけてました。キックの鈍い音がよく響いてましたね。

結果は崔選手が中島選手を山折り→片エビ固めで勝利。

 

【第3試合 秋山準&渕正信 vs 大森隆男&井上雅央】 

チケット代の9割以上は、この試合のためのもの。

名誉市民の認定書(?)を掲げた元子さんと三条市長を囲み、馬場さんの手ほどきを直接受けた4選手とで記念撮影タイム。

 

 

この試合から目に見えて紙テープの飛ぶ量が増えてくる。

金髪&短髪な大森さんはNOAH旗揚げ当初の風貌に見えます。

雅央さんは相変わらずひょうひょうとした感じ。

渕さんは飾り気のないコスチュームを貫き、秋山さんは社長業に多忙でしょうが、体はしっかりとされている様子。

 

この4人が全日本プロレスのリングで対峙する。約16年ぶりですかね。

その間、4選手ともその間に色んな経験をされてきた事でしょう。

そしてそれを見守る私も、私なりに色々な経験をさせて頂いてきました。

 

おっと、裁くレフェリーも京平さん。

会場のボルテージも、私と同じ「ここ何年かは見てないけど、90年代までは全日ファンだった」層が占拠していたのか大爆発。 

気がつけば涙目の私。

隣に男の子2人を連れて来ていた(おそらく)私と同年代のお父さんも、この入場時から声援が。

確実にNOAHに分裂する前の90年代の全日本プロレスの会場にタイムスリップしております。 

 

 

雑草大森さんとエリート秋山さん。

やはりこの二人が対峙すると会場は盛り上がりますね。

99年の5大シングルマッチでメインイベントになったブランドは今も色褪せません。

雅央の「よっしゃ!担ぐぞ~!」や、ㇷッチーの綺麗な弧を描いたバックドロップも健在でした。 

 

 

 

結果はㇷッチーが雅央を丸め込んで勝利。

お祭りマッチは盛り上がったまま、無事に終了。

たった11分34秒のタイムスリップでしたが、確実にあの頃の全日本プロレスが見れました。

 

 

 

 

 

そして大会は休憩へ。

 

 

 

 

 

 

 

【第4試合 長井満也&高岩竜一&南野タケシ vs 野村直矢&青柳優馬&ジェイク・リー】

なんかこの写真だけ大きくてスミマセン。

長井さん、久々に見ましたが、試合を一人で動かしていた感がありました。

しっかり今もブスですが、それがまた良い!どんな悪い事をしても、良い人にしか見えない。素晴らしいですよ。

高岩さんも「餅つきやるぞー」のムーブを見せ、我々世代のファンを煽ってくれました。ラリアットもいい音出してましたしね。

ただ他の選手の記憶が全くない試合となりました。

結果は、長井さんが青柳選手をRODで仕留めました。

 

 

 

【第5試合 アジアタッグ選手権試合 青木篤志&佐藤光留(王者組) vs 丸山敦&竹田誠志(挑戦者組)】

NOAH離脱の青木さんしか知らないタッグマッチ。

その相方の佐藤選手、パンクラスイズムを継承されているのをコスチュームで伺えましたが、骨法の様な構えと髪型で、私が好む気持ち悪さたるや素敵でした。

これからの現役生活も、この気持ち悪さを突き詰めて頂きたいものです。

結果は青木選手がトラップオーバーなる技で丸山選手を撃破。4度目の王座防衛。

 

 

 

そして王者組のマイクアピールへ。

「次の挑戦者組の指名として、さっきの試合でまだまだ元気だった渕さんと、その同期で今も危険な匂いがする大仁田厚さんを指名します!」と会場大盛り上がり。

散々渋った渕が、仕方なく握手をして受諾といった流れへ。

ただタッグパートナーとして浮上した大仁田の返事は???

ただ次の防衛戦の会場が両国国技館ということで、大仁田参戦は実現しそう。

 

 

 

 

【第6試合 メインイベント 諏訪魔&関本大介&岡林裕二 vs 宮原健斗&ゼウス&ボディガー】

アイアンマンが流れてからの筋骨隆々な二人組ゼウス&ボディガー。

ゼウスさん…なるほど。噂どおり、しっかり亀田興毅さんにそっくり。

 

その後、現世界タッグ王者の関本&岡林組の入場。

関本さん、久々に見たら90年代によく三沢さんが言われていた「色気」がまとわれてましたね。

試合の方も経験からくるそつのない動きや技の重厚感もあり、しっかりと実力をつけられていた印象。

 

 

 

そして諏訪魔さんが来て、最後に現三冠王者の宮原さんの入場。

初めて見るレスラーでしたが「なんか棚橋っぽい」印象しか…。

入場時、鉄柵付近で場内を見渡し「もっと声援頂戴」と言わんばかりに動作を促すも、試合を見たこと無いので、全く乘る事ができなかった俺ガイル。そんな宮原さんと言う選手含む6メンタッグマッチがメインでした。

 

試合は宮原という人が、特に良いところを見せずに諏訪魔のラストライドで轟沈。

タイトル戦で勝てる選手は、前哨戦で敗北を喫するのがプロレスの暗黙の掟ですが、今日しか見ないであろう私にとっては、宮原さんの良さをもう少し見たかったところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで会場を後にし、帰り道で合流した県内屈指の肉マニアであり隣町在住のmasaさんと飯食いながらプロレスとキン肉マンの話をして帰宅。

 

 

 

 

そんな久々のプロレス観戦でしたが、今回の戦利品はコチラ。

ポケットの中に入れていたので、箱はダメージを喰らってますが…。

 

 

 

 

 

 

全日本プロレスのタンブラーでございました。

今も健在なロゴマークで気分は「ちょっとオトナな全日ヲタ」。

 

 

 

 

 

ロゴの部分をひっくり返すと、普通にALL JAPAN PRO-WRESTLINGの文字が。

こういったステンレスのタンブラーと言えば、この新潟県は燕市と三条市で、ここ数年で盛んに作られている名産品の印象を受けます。

タイミング的にも地元での「馬場さん名誉市民」と重なり、なんとなく縁起の良いグッズだなぁと気がついたら購入してました^^;

 

 

昔はテレカやTシャツばっかり購入していた全日本プロレスの会場物販でしたが、時は経ち、私もアラフォーのオヤジ。

ゴクゴク☆シスターズからはいよいよ「パパ、きもい」と言われ始めたところ。

そんな流れゆく時代の中で(笑)、この様な渋いグッズを購入して家でビールを飲む。

「なんか年取ったなぁ~」と、秋の夜長に勝手に物思いにふける私でした。 


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